自然(環境)について

毎年世界中で様々な環境問題が取り上げられておりますが、そのほとんどは、私たち人間が利便性を追求したことによる代償です。世の中全体が経済成長を拡大し、ひたすら効率を優先させお金を使って自然を壊しそのなれの果てが環境汚染と資源の枯渇と廃棄の問題です。

環境問題には、大きく分けて2つあります。

「地球の環境問題」と「地域の問題」などです。

この2つが密接に関わっていることを私たちは考えなくてはいけません。

そのためには、普段使っているものやエネルギーに意識と疑問を持ち世界規模の問題に対して小さなことと思わず身近な暮らしの中でできることは、どんなことができるだろうかをもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

消費者が変われば企業も変わらざるをえなくなります。

そして社会全体を動かします

自然界は、共生と調和でとても美しく成り立っています。

そして、人間には、思いをかたちにしていく力があります。

ほんとうの豊かさとは、心地よい環境を心温まる人とのつながりではないでしょうか。

私たちはより良い未来へと飛躍する知識や技術的ノウハウを十分もっています。

そして環境という人類最大の貴重な資源を活かしながら、いまこそ環境負荷を減らし循環型の新しい地域社会をつくり明るく楽しい未来を次世代の子供たちにバトンを渡していきましょう。

人は地球という大きな循環システムの中に組み込まれています。

例えば、山に登っておいしい空気や水に触れることで、心が満ち足りていく気がする。。。。

こんなとき、人間の「ウエルビーイング」(心と体の健康)は「自然」に支えられていると実感します。

逆に気候変動による農業への影響や、現代病と言われるアレルギーなどの問題は、地球環境と私たちの健康が複雑に結びついていることを示しています。

人間を地球全体の生態系の一部と捉え直して、全体の健康を実現するという考え方を「プラネタリーヘルス」といいます。

人間は、この地球上に生きる3000万種の生きもののひとつであり、さかのぼっていけば、地球は大きな家族。

そこに立ち返り人間が自然からもらったものを自然に返しつつ、身近な衣食住から環境を改善すれば、地球もハッピーになり、「プラネタリーヘルス」が実現していきます。